町内の小学4年生82人を対象に、美里町土地改良区の頭首工やポンプ場等を巡り、それらの役割について学習してもらう施設見学会を9月4日に行いました。　当日は天候にも恵まれ、興味を持っていただいた保護者の参加も数名あり、1日かけて3事業部のそれぞれの施設や田圃を無事回り終えることができました。
　東部事業部の猿渡頭首工では、安政6年に架けられた橋そのものが傾斜している珍しい石堂橋も見学。遠野事業部の大井早揚水機場では、役員からのポンプでの揚水についての説明の他、九州電力の職員の方から九電の施設についてと水力発電についての説明も受けることができました。昼食をはさんで午後からは、西台地事業部の柏川頭首工で、腐葉土と砂による保水力実験を行い、さらに200年ほど前に架けられた通潤橋のモデルになった雄亀滝橋の見学をしました。
　美里町に住んでいる子供たちや保護者の方たちにとっても、初めて行く場所ばかりだったのではないでしょうか。

　6月27日の午前中、雨の降る中、平成18年から大井早揚水機場で保管していたPCB廃棄物（高圧コンデンサ2台）の搬出が行われました。
　PCB（ポリ塩化ビフェニル）が使用された機器は、全国で5ヶ所しかないJESCO（日本環境安全事業株式会社）の施設での処理が義務付けられているため、各県への割り振りにより、今年度やっと無事に送り出すことが出来ました。

　6月26日から28日の3日間に渡って、遠野事業部と西台地事業部の石綿管埋設状況踏査がそれぞれの役員立ち合いのもと行われました。
　遠野事業部は梅雨の晴れ間の26日、気温はぐんぐん上がったものの、風が強かったおかげで快適に調査を終えることができましたが、西台地はまさに梅雨真っただ中という天候の中で、27日と28日の2日間をかけて全長約16ｋｍの水路沿いを歩かれました。
　関係者の皆様本当にお疲れさまでした。

　6月20日の午前中、遠野事業部の役員さんのたんぼを借りて、24年度の田植え体験を行いました。
　前日は1日中雨が降り続いていましたが、当日は曇りのお天気で、暑くもなく、地元の励徳小学校の全校生徒50人と一緒に、気持ちよく田植えを終えることができました。

　5月27日（日）遠野事業部の役員全員と事務局、ポンプ場の水番総勢14名で、ポンプの試運転並びに通水試験を行いました。
　当日は、朝8時に勢井阿蘇神社前に集合し、二手に分かれてポンプ場周辺と送水管回りの草切り等の清掃作業を行い、機械にお神酒を上げてからスイッチを入れました。
　今年は大きなトラブルもなく午後３時には通水試験を終わりましたが、2ヶ所ほど道路から水が噴き出ている場所を発見しました。
　6月1日の揚水開始までに、緊急で修理を終わらせて、代搔きに支障のないようにしたいと思います。